▼ちょこっと解説

「ながい黒獅子まつり」を十分に楽しんでいただくために、簡単な解説VTRを作りました。今回は「警固・警固掛かり篇」です。獅子(おしっさま)の動きをコントロールし、お宮に帰す大事な役割を担う警固(神社によっては警護、または角力(スモウ)とも言います)。獅子と警固の真剣勝負「警固掛かり」は最大の見所です。

「ながい黒獅子まつり」を楽しんでいただくための初心者向けちょこっと解説。今回は「御信心・歯打ち篇」です。獅子がパコンと歯を鳴らす行為が「歯打ち」。そして頭の上で歯打ちしてもらうことを「御信心(ゴシンジン)してもらう」と言います。邪気を払う行為で、無病息災や商売繁盛などを願いながら、頭を下げて御信心してもらいます。

▼参加神社のご紹介(五十音順)

※クリックすると詳細をご覧いただけます。(例祭日の時刻はおおよその時刻です)

上伊佐沢 伊佐沢神社(かみいさざわ いさざわじんじゃ)

◆例祭日:5月2日、3日(2日は午後7時から、午後3時から)

 上伊佐沢に八幡神社が、中伊佐沢に稲荷神社がそれぞれ祀られていました。大正8年、二社の中間地点である現在地に合祀され「伊佐沢神社」となりました。
 例祭日には、伝統の庭獅子を奉納しており、近年は小・中学生による子供獅子も奉納しています。置賜地方で一番早く例祭が行われることでも知られています。

今泉 稲荷神社(いまいずみ いなりじんじゃ)

◆例祭日:8月14・15日

 正一位稲荷大明神と唱え、明治5年3月稲荷神社と改名。明治34年今泉大火で全焼、39年に再建。40年に白山神社を合併し、大正5年本殿再建。毎年8月15日の例大祭は地区民上げて、厳粛、盛大に行われています。当神社は本市の南入口にあたる国道113号と287号の交差するところに位置し、新興の住宅も増加、工場・市場等の進出目ざましく、新たな地域住民の信仰の拠り所でもあります。

九野本 稲荷神社(くのもと いなりじんじゃ)

◆例祭日:9月第2土・日曜日(土曜日午後1時〜、日曜が午前10時〜)

 大同2年(807年)に九つの野を開墾し、京都伏見稲荷より御分霊の稲荷大明神を勧請し祀られたと伝えられております。天保12年、明治44年、昭和42年の3回社殿の再建が行われました。
 獅子舞が行われたのは明確ではありませんが、今から240年前、野川の大洪水により田畑が荒れたのを復起、二度と災害の起こらないよう神に祈ったと今日に伝えられています。  

歌丸 歌丸神社(うたまる うたまるじんじゃ)

◆例祭日:9月第1土・日曜日

歌丸神社の獅子舞の特徴は、「御信心」の時に獅子頭の口を大きく開けて、頭が地面に付くほど後ろに反り返り、元に戻る時に歯と歯を噛み合わせて大きな音を出します。また、御神酒をいただく時には、大きく開けた口の中に杯ごと入れます。

平山 熊野神社(ひらやま くまのじんじゃ)

◆例祭日:8月14日・15日(両日午後5時30分〜)

 和銅5年(713年)に宇佐八幡宮より分霊されたと伝えられ、昭和21年には子宝の神として有名な大宮子易神社と合祀し、歌丸八幡神社から歌丸神社に改称。口を大きく開け、地面に頭が付くほど反り返った後に歯で大きな音を出す「御信心」や警護に大きく寄りかかる「見返し」、大きく開けた口に杯ごと神酒をいただく姿などは、他では見られない特徴的な獅子舞です。  

川原沢 巨四王神社(かわらざわ こしおうじんじゃ)

◆例祭日:8月16日(午後6時〜)、・17日(午後2時〜)

 大正12年に建立された合祀記念碑によると、明治44年に川原沢内の蛇附巨四王・諏訪・熊野・皇大山・稲荷各神社を合祀したと伝えられています。この中で巨四王権現と蛇附明神の創建は古いとされています。また、平成15年に境内を拡張、社殿、拝殿・庫裏・社務所を建て鳥居を建立、社道を開きました。

寺泉 五所神社(てらいずみ ごしょじんじゃ)

◆例祭日:8月14日(午後4時〜)、15日(午後3時〜)

 古来より、朝日岳・祝瓶山は山岳信仰の霊場として栄え、朝日山大権現と言われていました。寛治4年(1090年)源義家の命により、朝日岳・岩上岳・小朝日・月ヶ峰・三淵の五箇所を合祀したと伝えられています。これ移行、五所大明神と称され、地名も五祭所と改められました。

宮 總宮神社(みや そうみやじんじゃ)

◆例祭日:9月15・16日(いずれもおよそ午後2時30分〜)

 總宮神社の獅子舞は、長井の獅子舞の起源といわれています。今から千年ほど前、長い地区は前九年の役の戦いの中でした。敗軍の将の娘「卯の花姫」が野川の上流で三淵から身を投げ、大蛇となり民を守り神に祀られました。里宮である總宮神社に下ってくる姿が獅子舞になったといわれています。總宮神社の獅子舞は、伝統と歴史の史実に基づいた格式高い獅子舞です。市指定無形民俗文化財。

草岡 津嶋神社(くさおか つしまじんじゃ)

◆例祭日:春5月5日、夏8月15日(午後6時〜)、8月16日(午後3時〜)

 草岡地区は、縄文時代から人が集まり、いつの頃からか人々は神を心の拠りどころとしたのが津嶋神社です。京都の八坂神社より分霊を勧請。
 この獅子舞の特徴は獅子頭は口を開ける以外ほとんど動かさない点です。警護と一体で行動する動きも落ち着いた所作であり、威厳さえ感じさせる振りは圧巻です。

森 津嶋神社(もり つしまじんじゃ)

◆例祭日:5月5日(正午〜)

 天和2年(1682年)の創建とされています。天保の年代、疱瘡が流行し、白蛇が出て住民をひどく困らせました。その折、安松寺住職に依頼し、須佐之男命を祀り、疫病退散祈願を行いました。満願の夜、雨風強く、雷山鳴動し、その後雨風晴れ平田となり、村は安泰となりました。

時庭 豊里神社(ときにわ とよさとじんじゃ)

◆例祭日:8月末の土曜(午後4時50分〜)、日曜(午後2時30分〜)

 正和3年(1314年)の創立と伝えられ、大正6年に八幡神社と稲荷神社を合祀、大正9年に名称を豊里神社と改めました。
 本殿の彫刻は文化的価値がある素晴らしいものです。現在は、その保護・保存に努めております。

小出 白山神社・皇大神社(こいで はくさんじんじゃ・こうたいじんじゃ)

◆例祭日:9月13日 白山神、9月14日 皇大神社

 小出の獅子の起源は古く神事として始まり、氏子による獅子連中の結成も最古。市指定無形民俗文化財。白山神社の御神体は行基僧正(平安時代)作といわれ、後の1264年、加賀白山比盗_社(かがはくさんひめじんじゃ)の分霊を勧請し現在の神殿となりました。皇大神社は伊勢神宮の社殿一宇を拝受し置賜一円のそう鎮守として鎮座しています。菅原白龍が明治6年、祠掌(ししょう)として二社兼帯のの歴史があります。

十日町 白山神社(とおかまち はくさんじんじゃ)

◆例祭日:5月第3土曜(午後4時〜)・日曜(午前11時〜)

 宮地区は大昔加賀地方から移された百姓が拓いたと言われ、加賀白山を勧請し、鎮守としてきました。明治になって白山権現は白山神社と改めましたが、度々火災に遭いました。
 昭和6年の焼失後、翌年に再建された社殿が現在の社殿となっています。水の神として農家や酒屋などから崇敬されています。

泉 羽黒神社(いずみ はぐろじんじゃ)

◆例祭日:9月第1金曜(午後5時45分〜)、土曜(午前9時〜)

 昭和36年の大雪により、最上川対岸の羽黒山に鎮座する社殿が壊れたため氏子全員の協力のもと、昭和52年に現在地に再建されました。
 地区の境では、警護が獅子を先導しますが獅子はこれを嫌い、獅子の幕がアイロンをかけたように張られるところが見どころです。

白兎 葉山神社(しろうさぎ はやまじんじゃ)

◆例祭日:9月7日(午後1時30分〜)

 元々は、古代山嶽信仰の山の神として、また作神様として、葉山山頂に祀られ、葉山権現とも証されておりました。その後、現在地に勧請されました。また、葉山山頂には、葉山宮と月山宮の2社が祀られており、20年に1度の「お立て替え」を行い、現在まで続いております。「白兎(しろうさぎ)」という地名も世界で唯一です。

河井 若宮八幡神社(かわい わかみやはちまんじんじゃ)

◆例祭日:9月第1土曜・日曜(両日とも午後5時30分〜)

 創立は、元禄4年(1691)京都若宮の分霊を祀っています。大正15年豊受比売命、八幡神社に合祀しました。この地の獅子舞、経験豊かな人が多く、地区あげての家族的なものであります。
 「静から動へ」「動から静へ」極めた勇壮にして、優美なる舞は、観るものを感動させるものです。

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